2023.04.25
筍の皮って?
今日、うさぎ組(1歳児)、くま組(2歳児)の子どもたちに筍の皮をむく様子を見せる食育を行いました。
初めに子どもたちに馴染みのある、リンゴやオレンジを出してみて名前を尋ねてみると、みんな大きな声で
「りんご」・「オレンジ」などと答えてくれました。
次に、袋から「筍」を出してみると、子どもたちの顔にはクエスチョンマークが浮かぶような表情をして、なかなか「筍」の名前が出てきません。しばらくすると、一人が「魚?」と答えてくれました。色や形や大きさから、魚に見えたようです。
筍が大きくなると笹になることや、筍が成長すると長い長い竹になり、笹が出てくること、その笹はパンダが大好きだというとことを話しながら写真を見せると子どもたちは興味を持っていました。
筍の皮を、一枚づつむいていくと、むいた皮がどんどん増えていき、初めは全体的に茶色だった皮も、中に行くにつれ白く変わり、皮の大きさもどんどん小さくなっていきました。
全部むき終わった皮を並べて、子どもたちと一緒に数えると、全部で15枚の皮に包まれていました。子どもたちは筍の皮を洋服に見立てて、たくさんの洋服を着ていたと話をしていました。
最後にくま組さんは特別に近くに近づき匂いを嗅いでみました。独特のにおいがするのも感じていました。
今の時期にしか目にすることのない『旬の筍』
最近では皮つきの筍はなかなか手に入りづらくなり、水煮になった筍が多く出回っているので、皮つきの筍を見ることの出来る貴重な体験が出来ました。
これからも、子どもたちに実物に触れる機会となる食育活動を行っていきます,